学生esports連盟の活動内容を紹介 大学対抗戦、ライセンス制度、プログラミング教育など

この記事では、一般社団法人学生esports連盟の概要を紹介します。

 

 

大学対抗戦『イーカレ』の運営

同連盟の代表的な事業はeスポーツの大学対抗戦『イーカレ』の運営です。イーカレは2019年度から開催されており、昨年はPUBG MOBILEとAPEX LEGENDS、今年はストリートファイター6の大会が行われていました。

 

奨学金制度

同連盟は奨学金制度を導入しています。給付されるのは一時金の5万円で、返済は不要です。

公式サイトで伝えている申請資格には「eスポーツ発展のために尽力した学生で、学業・人物ともに優秀であるもの」「申請時点で大学に籍があるもの」「スポーツ・インテグリティに対する理解があるもの」の3つを挙げています。

 

学生アスリートライセンス制度の導入

同連盟では、学生がeスポーツに集中してプレイできる環境作りを目的として「学生アスリートライセンス制度を導入しています。

 

 

人材育成

同連盟は学生主体で運営されているため、所属する学生は組織運営に関するノウハウを培うことができます。社会でも活かせる技術を身につけられるような運営体制としているようです。

 

ゲーム依存に関する研究

同連盟は京都大学協力の上で、ゲーム依存に関する研究を行っています。また、eスポーツを通した社会復帰の研究も実施予定です。

 

プログラミング教育

小学生向けのプラグラミングスクールなどを週2回実施。学ぶ力、論理的思考力、コミュニケーション能力の向上を目的としています。

 

沿革

2019年7月に同連盟が発足。京都大学、同志社大学、立命館大学が当初の運営母体となりました。その後に早稲田大学、慶應義塾大学が参画し、関東支部が設立しました。

現在は複数の企業から協賛を受けているとのことです。

 

一般社団法人学生esports連盟公式サイト
一般社団法人学生esports連盟公式X(旧 Twitter)

参考
学生e-sports連盟奨学金2023年度 申請の手引き

 

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